伊勢街道巡り旅 10~内宮

内宮(ないくう)は、皇室の御祖神(みおやのかみ)で日本国民の祖先である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神社である。正式名称は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめ)、その御神体は三種の神器のひとつ、八咫鏡(やたのかがみ)である。約2000年前に創建され、皇室の祖神を祀るために特別な格式を持っている。

歴史的背景
内宮は、第11代垂仁天皇の皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照大御神の鎮座地を探し求め、五十鈴川のほとりに定めたことが始まりとされる。この伊勢の地は風光明媚な「美(うま)し国」であり、海幸・山幸に恵まれた神々への美味しいお供え物が豊かな「美味し国」であったのが、その理由の一つと言われている。また、常世の波の打ち寄せる国とか弓矢や風の音が聞こえぬ堅国であると、平和で災害の少ない国とも言われたという。

内宮では式年遷宮が20年ごとに行われ、社殿が新しく建て替えられる。この伝統は1300年以上続いており、神宮の建築技術や祭祀の形式を後世に伝える重要な儀式である。

文化的な側面
内宮の建築様式は唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)と呼ばれ、古代の倉庫建築を基にしたシンプルで美しい構造が特徴。社殿はヒノキを使用し、釘を使わずに組み立てられる伝統的な技法が用いられている。

また、内宮の参道には五十鈴川が流れ、参拝者はこの川で手を清める「御手洗場(みたらしば)」を通ることで、心身を清めてから神前に進む。この自然と調和した神聖な空間が、内宮の魅力の一つである。

参拝の習わし
伊勢神宮では、外宮から内宮へ参拝するのが古くからの習わしだ。これは「外宮先祭(げくうせんさい)」という伝統に基づいており、まず豊受大御神に感謝を捧げた後、天照大御神を参拝する流れになっている。

内宮は、日本の精神文化の象徴ともいえる場所であり、全国から多くの参拝者が訪れている。

伊勢国一の鳥居 桑名市船馬町
桑名→下深谷→桑名
日永の追分 四日市市追分 四日市→追分→四日市
神戸の見附 鈴鹿市19 四日市→鈴鹿市駅650m
白子港 鈴鹿市白子町 四日市→白子(近鉄20分)
江戸橋 津市栗真町屋町~上浜町 江戸に向かう藩主の見送り
津観音 津市大門32番19号 日本三大観音の一つ
津城跡 津市丸の内27 近鉄津新町駅920m 45分
三井家、小津家、長谷川家 松阪市船江町~京町 松坂商人
斎宮 明和町竹川~上野 斎宮歴史博物館
外宮(伊勢神宮豊受大神宮) 伊勢市豊川町279 近鉄・JR伊勢市駅バス5分
内宮(伊勢神宮) 伊勢市宇治館町1 バス外宮前~内宮前

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