2023-02-09 / 最終更新日時 : 2023-02-09 Tony 三重支局 「太平洋食堂」文庫本出版のお知らせ 三重県生まれの作家の柳広司さんが大石誠之助医師をテーマに書いた小説「大平洋食堂」の、文庫本出版のお知らせです。 「大平洋食堂」は、大石誠之助医師の生涯を描いた長編小説で、3年前に小学館から出版されましたが、今回、小学館文 […]
2021-02-21 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 城を学ぶ 城を学ぶ㉓新宮城跡散策マップ⑮~川上不白の顕彰碑 川上不白の顕彰碑 川上不白は1719年新宮水野氏の家臣の家の生まれ。16歳で京都の表千家如心斉のもとに入門。32歳のとき、江戸に出て「江戸表千家不白流」の祖となった。 後に、不白顕彰会により建てられた石碑には、不白が好ん […]
2021-01-19 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 城を学ぶ 城を学ぶ⑦~新宮・水野氏 子供の頃よく遊んでいたこのお城の殿様は誰だったのかをあまり考えたことがなかった。400年ほど前、この城下町に住んでいた我々の祖先はその殿様の統治のもとで生を営んでいたことは間違いがない。名前だけは聞いたことがある「水野家 […]
2020-03-25 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony お知らせ 「熊野新宮モダンすぽっと」をアップしました。 世界遺産の街・新宮市には、文化・文学・歴史にゆかりが深いおすすめの場所がたくさんあります。新宮ライオンズクラブが発行する「熊野新宮モダンすぽっと」には、これらの見どころを効率よく見学するためのルートマップが付いていてとて […]
2018-04-24 / 最終更新日時 : 2018-04-24 Tony 文化と歴史 紀州熊野捕鯨船屏風 このほど、那智参詣曼荼羅とともに県文化財に指定された「紀州熊野捕鯨船屏風」は、郷土史家・田中敬忠(1897-1989)の紀州ゆかりの文化財コレクションに含まれていたもので、平成元年(1989)に県立博物館に寄贈された。6 […]
2018-04-23 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 那智参詣曼荼羅が県文化財に 先に紹介した美術工芸品絵画「那智参詣曼荼羅」が、同じく「熊野観心十界曼荼羅」、及び美術工芸品歴史資料「紀州熊野捕鯨船屏風」とともに、このほど和歌山県教育委員会により、県の文化財に指定されました。 今回指定を受けた「那智参 […]
2018-04-21 / 最終更新日時 : 2018-04-21 Tony 文化と歴史 新宮城年表 新 宮 城 年 表 西暦 年号 記 事 1600 慶長5年 10月浅野幸長が紀伊入国。浅野忠吉が新宮領主として入城。 1601 慶長6年 浅野忠吉、新宮城縄張工事に着手する。 1614 慶長19年 12月20日、 […]
2018-04-20 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 新宮城 新宮ネットの共同代表である「こぶしん」こと小渕伸二氏が、2018年3月3日午前7:35からNHKラジオで放送された「歴史を探しに 城歩きの勧め」(作家:伊藤 潤)を聞いて、その内容を書き起こしてくれました。大変貴重な内容 […]
2018-01-02 / 最終更新日時 : 2023-08-01 Tony 文化と歴史 世界遺産「阿須賀王子跡」(阿須賀神社・蓬莱山) 熊野は、これまでどちらかというと全国の観光地の中でもマイナーな存在であったと思う。しかし、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産として登録されて以来、アクセスが少々不便であるにもかかわらず、次第に […]
2017-11-21 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 那智参詣曼荼羅 「那智参詣曼荼羅」は、熊野本願寺院に所属した熊野山伏や比丘尼が、庶民への布教と勧進のため、全国に持ち歩いた霊場案内図である。那智参詣曼荼羅図には中世の信仰の様子が描かれている。神仏が習合したこの聖地曼荼羅を見てみよう。 […]
2017-11-16 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 古い新聞記事に思う 友人から、新宮へ帰省した時に持ち帰った古い新聞記事の切り抜きが送られてきた。見ると、半世紀前(昭和41年-1966年)に発行された地元新聞のコラム記事でお題は「お灯まつり余話」とあり、祭りと観光施策についての意見を述べて […]
2017-09-27 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 八咫烏⑤~世界の三足烏 三本足の烏についての神話は他の国でもみられる。Wikipediaに記述が見られたので紹介したい。 各国の神話 3本足の鳥の神話は世界に広がっており、太陽と関連付けられていることが多い。 中国 三足烏(さんそくう、さんぞく […]
2017-09-26 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 八咫烏④~三本足の意味 八咫烏の三本足の意味については諸説あるようだが、Wikipediaでの説明がわかりやすいので紹介したい。 三本足の意味 八咫烏が三本足であることが何を意味するか、については諸説ある。熊野本宮大社では、八咫烏の三本の足はそ […]
2017-09-25 / 最終更新日時 : 2023-07-31 Tony 文化と歴史 八咫烏③~「八咫烏」の意味は? 神武東征の時に熊野から大和に導いたといわれる八咫烏は、古事記では「大烏」、「日本書紀」では「頭八咫烏」と表記されている。「八咫烏」の意味はそもそも何なのだろうか?実は諸説あってどれが真実なのかいまだにはっきりとはしていな […]
2017-09-24 / 最終更新日時 : 2023-11-22 Tony 文化と歴史 八咫烏②~神武東征神話(日本書紀) 先に、古事記にある神武東征神話について書いたが、これに対して「日本書紀」ではより詳しく伝えられている。 熊野についての場面を中心に見ていこう。注目は八咫烏の登場間面である。(山本殖生著「熊野 八咫烏」から) 熊野で暴風に […]
2017-09-23 / 最終更新日時 : 2023-11-22 Tony 文化と歴史 八咫烏①~神武東征神話(古事記) 八咫烏のことについて書く場合、やはり神武東征の神話から始めなければならないだろう。八咫烏が登場する最初の文献であるからだ。山本殖生著「熊野 八咫烏」に詳しいので紹介したい。「古事記」に記されている神武東征の経過は次の通り […]
2017-06-02 / 最終更新日時 : 2017-06-02 Tony 佐藤春夫 「亡友谷中安規」~佐藤春夫の追悼 (略)谷中安規ははじめ朝鮮の親もとから脱出して来て長谷川巳之吉氏の第一書房の発送係か何かに住み込んでゐた二十ばかりのころ、友人堀口大学のところで初めて出あった後、僕が彼の画才と赤貧に処して卑俗でないその生活態度とを愛して […]
2017-05-08 / 最終更新日時 : 2017-05-08 Tony 佐藤春夫 谷中安規「画人としての半生」 旬日ならずして、風の如く、当時、新築の佐藤春夫氏方にまかりいでぬ。君のくるのを待ってゐたと申されき、「苦楽」と云ふ雑誌に支那小説をかくが挿絵をかきては如何に、約一年程、連続す、さすれば君の生活も助からう、われ未熟乍ら人の […]