2025-10-24 / 最終更新日時 : 2025-10-24 Tony KUMAGAZINE 佐藤春夫物語 開催 《TOPICS:佐藤春夫物語 開催》 10月11日、丹鶴ホールで佐藤春夫物語が開催されました。 NHK和歌山がニュースとして取り上げました。 動画の一部をいただきましたので紹介します。
2025-09-14 / 最終更新日時 : 2025-09-10 Tony 佐藤春夫 佐藤春夫館・建築状況 建設中の佐藤春夫記念館、仮事務所のあるチャップマン邸の2階の窓から、毎日、建設の様子を見守っています。 見えるのは、建物の裏手側で、工事の幕越しですが収蔵庫ができている様子がわかります。(スタッフ) かなり堅牢なコンクリ […]
2025-09-13 / 最終更新日時 : 2025-09-10 Tony 佐藤春夫 新刊紹介~「能火野人、佐藤春夫」 『近代文学研究叢刊77 能火野人、佐藤春夫 「のうかやじん」は「くまのびと」の謂いなり』 (令和7年、和泉書院) 辻本館長の本が出版されました。 記念館のブログに連載していた「館長のつぶやき 佐藤春夫の少年時代」が本にな […]
2025-09-11 / 最終更新日時 : 2025-09-10 Tony 佐藤春夫 佐藤春夫のミニコーナー@新宮市立図書館 今年4月から、新宮市立図書館の一角に佐藤春夫のミニコーナーが設置されています。 初版本や紙粘土で作られた佐藤春夫記念館が展示されており、現在工事中の記念館の新館ができるまで展示の予定。 ※佐藤春夫記念館だより第30号(2 […]
2025-01-24 / 最終更新日時 : 2025-02-02 Tony 佐藤春夫 佐藤春夫記念館 移転工事中 和歌山県新宮市出身の作家、佐藤春夫(1892~1964年)の邸宅を移築した熊野速玉大社境内の「佐藤春夫記念館」を、約1キロ南東へ離れた新宮城跡近くの市有地(同市伊佐田町)に移転中。 工事に伴い同記念館は現在休館中で、令和 […]
2024-10-06 / 最終更新日時 : 2024-10-05 Tony 佐藤春夫 佐藤春夫記念館 長期休館中 佐藤春夫記念館は移転準備のため長期休館中です(リニューアルオープンは令和8年度の予定)。 現在、仮事務所を開設しています。 常設展示などはありませんが、図録や便箋などグッズは仮事務所でも買い求めることができます。 通販に […]
2024-06-07 / 最終更新日時 : 2024-06-07 Tony KUMAGAZINE 「佐藤春夫展」開催中 佐藤春夫展が実践女子大学で開催中です。詳細は以下の通り。 【佐藤春夫展-智恵と友情と恋と!】 【開催日時】2024年5月23日(木)~6月21日(金)10:30~17:00 休 館 日:土・日 ※6月8日(土)12:00 […]
2023-05-04 / 最終更新日時 : 2023-05-03 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」77 おわりに(3) 春夫の「反骨」を培った土壌と共に、父と母とによって育まれた「人格」も無視できません。生田長江の回想と共に、与謝野晶子も家庭教育の影響に触れています。 春夫自身の父や母に対する恩恵は、以下の言葉に尽きていま […]
2023-04-26 / 最終更新日時 : 2023-04-26 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」76 おわりに(2) 大正3年12月、春夫はまだ無名の女優川路歌子(遠藤幸子(ゆきこ)・明治29年9月生)と同棲し、本郷区追分町9に新居を構えます。友人の武林無想庵が、春夫らをモデルに「新しい男女」を「読売新聞」に発表するのは […]
2023-04-21 / 最終更新日時 : 2023-04-21 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」75 おわりに(1) 春夫の上京までを目途に、その「反骨精神」の誕生の由来、醸成の土壌のようなものを探ってみようと出発したのでしたが、上京後もなかなか筆を納めきれなかったのは、上京して真直ぐに「文学」の道に邁進し、「大成」への […]
2023-04-12 / 最終更新日時 : 2023-04-12 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」74 番外編・春夫の反骨精神の行方 2010年10月11日付の朝日新聞の投書『声』欄に次のような文章が載りました。「浅沼殺害 絶句した佐藤春夫」の見出しです。全文を引いてみます。 「1960年10月12日、私は東京の佐藤春夫邸 […]
2023-04-06 / 最終更新日時 : 2023-04-06 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」73 「愚者の死」の製作 (続) 愚者の死」が、この年「スバル」の3月号に発表されたとき、いま一般に普及しているような、「うべさかしかる商人の町は歎かん」と「ー町人は慎めよ」との間の行空(ぎょうあ)きはありません。ひとつの纏( […]
2023-03-17 / 最終更新日時 : 2023-03-16 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」72 「愚者の死」の製作 「千九百十一年一月二十三日/大石誠之助は殺されたり」で、「愚者の死」は始まる。 雑誌「スバル」の、1911年(明治44)3月号に発表されたこの詩は、一般に思想的な意味合いを帯びたものとして、「傾向詩 […]
2023-03-10 / 最終更新日時 : 2023-03-10 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」71 神田須田町の停車場 東京神田須田町の電車停留所の人ごみのなかで、3人の青年が電車待ちをしていました。3人とも、1910年(明治43)3月新宮中学を卒業した同級生で、上京10ケ月足らず、多少酒が回った様子でした。ひとりは、 […]
2023-02-27 / 最終更新日時 : 2023-02-27 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」70 「反骨」から「日本人ならざる者」の自覚へ 春夫が新宮中学を卒業して、7月の第1高等学校受験を目指し、受験に挑んだが挫折、与謝野寛らの勧めもあって、親交を深めつつあった堀口大学とともに、永井荷風を慕って改めて慶応義塾予科に […]
2023-02-27 / 最終更新日時 : 2023-02-27 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」69 春夫の上京(2) 春夫が言う国漢の2先生とは、小野芳彦と小田穣(みのる)とです。ふたりとも父豊太郎の知己。小田は千畝と号する新宮俳句界の草分け的存在で、漢詩も物して、新宮8景の漢詩を残しています。ちなみに8景を記せば、「 […]
2023-02-17 / 最終更新日時 : 2023-02-17 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」68 春夫の上京(1) こうして春夫の中学時代は終わり、明治43年3月31日新宮を出立して上京の途につきます。当日、春夫が挨拶に小野芳彦を訪れたことが、その日記から窺えます。「春夫君告別に来る。第一高文科志望の由」とあります。 […]
2023-02-10 / 最終更新日時 : 2023-02-04 Tony 佐藤春夫 館長のつぶやき〜「佐藤春夫の少年時代」67 ストライキ事件の余波と「大逆事件」前夜 明治43年の年が明け、春夫が卒業までの数日をどのように過ごしたのかははっきりとは分かりません。ただ、「会誌」7号(明治44年3月)の巻頭に載っている卒業記念写真には写っています。そ […]