美味探索!~至高のささみカツ

散歩のついでに美味しいものを食べたいと希望を言うと、子どもたちは有名な「ささみカツ」はどうかという。たしか以前、テレビで取り上げていた歌舞伎座の近くの「イマカツ」という店10月のある日、子どもたちと一緒に銀座に出かけた。腰痛のせいもあり、このところ殆ど外出することがなかったので、運動不足解消と美味を求めての企画だった。

我が家族は食べることに関しては人一倍関心が高く、ファッションよりは「食」の方を優先する傾向が強い。家内は、アクセサリーやファッションに贅沢をする友人から、エンゲル係数の高さを指摘され、「食べるものにお金をかけても何も残らないのに」とよく言われているが、家計は総合的にバランスがとれていれば決して贅沢ではないと反論している。

ランチを予約しようと思ったが、予約は受けつけておらず並ぶことになるらしい、当日、11時頃に集合し、まず30分ほど歩いたあと並ぶことにした。歩道に100人ほどの行列を見て驚き諦めようとしたが、よく見ると列は2つあり半分は別の店のもので、当方が目指す店の列は少し少な目のようだ。それでも40名ほどはいた。

11時半開店で、列が動き始めた。二回り目になるかと思いきや、ぎりぎり入ることができ、しかも奥の個室に通された。44座席中ほぼ最後だったようで幸運だった。生ビールを頼んだが、一杯500円で銀座にすれば良心的と思える。注文は一点、人気のイマカツ定食1200円。ごはんと味噌汁とキャベツのサラダがついている。

メインが来る前にキャベツの千切りを丼一杯食べてしまった。中性脂肪を気にしているのでキャベツをたくさん食べるのはいいことだ。すこししてメインのカツが来たので、早速一つ口にしてみる。ささみなのにパサつかずしっとりとしていて柔らかいことこの上ない。こんなチキンカツを食べたことはない!まさに美味である!

このささみカツは、チキンの味がかすかに感じられる程度で、上品な旨味がある。チキンの味が強く感じられるシンガポールのチキンライスやマックなどのチキンナゲットとはまた違う旨さだ。

10年と少し前に現役を引退して以降、銀座に出てくることもなく、美味しいものを食べる機会もなかったが、久しぶりの美味発見に大満足の一日だった。食後、築地本願寺や旧場外市場などを散策したが大勢の人で賑わっていた。そのレポートは別の機会にしたい。感謝!

ヤタガラス

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