小口自然の家に外国人観光客が殺到!

昨年、関東在住の友人が熊野古道を歩き小口自然の家で一泊した際に、外国人観光客が思いのほか多かったという話を聞いたことがある。小口自然の家は、廃校となった小口中学校を利活用しているもので、熊野古道の「大雲取越」と「小雲取越」の中継点に位置する市の指定管理施設である。

運営は熊野川町を活性化する会。日本人を含めた昨年の宿泊者数は3359人(前年比61人増)で、外国人宿泊客が70%を占め、2374人だった。ほとんどが熊野古道歩きの観光客で、順調に増え続けているという。

自然の家によると、国別では、オーストラリア人が突出して多く1276人、次いでアメリカ人259人、スペイン人155人、ドイツ人149人、イギリス人130人であった。

月別でみると、10月が最も多く404人で、次いで4月367人、11月361人、9月270人、5月269人、7月181人となっている。これらの外国人宿泊客は田辺市熊野ツーリズムビューローなど業者からの紹介客が殆どだ。日本人に比べ、外国人観光客は一人で一部屋を使うことが多いので予約で部屋が埋まってしまうことが増えているという。

2020年の東京オリンピックを控えた今、民泊論議が喧しいが、熊野古道歩きの人気が今後とも続いていくと予想されているなら、この増える観光客を受け入れる施設を確保できないものか。豪華なホテルではなく、廃校を利用したように簡易宿泊施設で充分だし、むしろその方が、熊野の悠久の歴史を求めて歩く観光客には相応しいと思うがいかがだろう?

時々、故郷の新宮市に帰省していろんな人の話を聞くと、近い将来の人口減を憂う声が多い。人口減を少しでも食い止めたい。一部では若い世代の移住(Iターン、Uターン)という動きもあるが一挙に移住が増えることは期待できない。ここは、県、市、町一体となり、官民共同開発のような仕組みができればいいと思うのだが。

(八咫烏)

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