熊エプ復刊にあたって~熊野支局長 城和生
熊野から、何を発信するか。
老若男女、貴賎の差を問わず、ありとあらゆる生命を迎え入れて寿ぐ熊野といたしましては、やはり自然を大切にするということを発信すべきなんでしょうね。
①熊野川からダムをなくしましょう。
日本有数の降雨量を誇る熊野三千六百峰は、幾千年に亘って熊野の大地を磨き上げて来ました。どの川をみても世界に誇れる大清流です。それは熊野の神々のご意思でもあるのでしょう。
その天下の清流が、ダムによって濁った川になってしまいました。
これを、元の清流に戻しましょう。
②分断された熊野をひとつに。
わずか百数十年前の廃藩置県によって、熊野は三重と和歌山に分断されてしまいました。
同じ方言をしゃべり、同じサンマ寿司とめはり寿司を食べ、習俗文化を同じくする民が「よその県」に分断されてしまいました。日本で一番おかしい県境です。
東西南北牟婁郡と十津川村・下北山村・上北山村を合わせて「熊野県」を誕生させましょう。
③方言を大切にしましょう。
北から南まで、日本各地の方言は、地域の文化遺産です。
東京弁や大阪弁に集約されていくことは、大きな文化的損失です。
NHKの地方局は、地域のニュースは各地の方言でやることにいたしましょう。
以上、熊野支局より発信いたします。
熊野支局長 城さん
方言を大切にしましょう、おおいに賛成です。
新宮を離れて50年近く、今だに耳に馴染んでホッとする言葉です。
帰郷すると自然に出てきます。
NHKのニュースを方言で喋ったらという意見、楽しいでしょうねぇ。
田中さん、コメントありがとうございます。
その方言でないと言い表しにくい、微妙なニュアンスがありますよね。
それを大事にしたいと思います。
実はNHK和歌山が、とあるコーナーで取材に来たた時に、この思いを伝えたら、その通りに放送してくれて、NHKを見直したことがあります。
てっきりボツにされると思ってましたので、NHKに拍手を送りました(^^)
へえ~
あのNHKがやってくれたんですね。
見直すなあ~