白浜町観光客増
和歌山県白浜町の2024年の外国人宿泊者数は10万8305人だった。これまでの最多だったコロナ禍前の19年を3462人上回った。
町観光課は「増加の要因は複合的だが、海外で続く食や文化の日本ブームや円安の影響が大きいと思う」と話している。同課の集計によると、コロナ禍前は10万人前後で推移していたが、コロナ禍の20年が1万2540人、21年が502人、22年が9401人と大幅に減少。23年は7万8912人と回復傾向に入った。
24年の宿泊者を国・地域別でみると、中国が4万4782人と最も多く、次いで香港2万1472人、台湾9546人、韓国7835人、アメリカ2969人、シンガポール1757人となっている。月別でみると、6月が最も多く1万3882人。次いで7月の1万2510人、10月の1万1123人、11月の9898人だった。
町観光課は「リピーターも多く、白浜を拠点に熊野古道へ行く人もいる。以前に比べて欧米の観光客が増えているようだ。今後も県をはじめとする関係機関と一緒にPR活動を続けていきたい」と話している。
白浜駅に外貨両替機設置
増加している海外の観光客に対応しようと、南紀白浜観光協会は、同町堅田のJR白浜駅構内「紀伊半島観光情報ステーション」に外貨両替機を設置した。
両替機は、英語、中国語など5カ国語に対応。米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、中国人民元、香港ドル、韓国ウォン、新台湾ドルなど12種類の外貨(紙幣のみ)が、日本円に両替できる。使用できる時間はステーション営業時間の午前9時半~午後6時。年中無休。
両替機の設置には町と駅が協力した。県内では新宮市、那智勝浦町、高野町ですでに設置されている。
山東弘幸駅長は「お客さまの利便性向上につながるので大変ありがたい」、大江康弘町長は「やっと国際観光都市としての一歩が踏み出せた」と喜んだ。観光協会の新藤正悟会長は「外国の観光客の皆さまには、この情報ステーションを拠点にして白浜周遊を満喫してもらいたい」と話した。
(紀伊民報より)


