_伊勢街道巡り旅 小耳情報4. 神楽殿

伊勢神宮内宮の神楽殿は、神楽奉納や祈祷が行われる神聖な施設で、参拝者の願いを天照大御神に届ける重要な役割を担っている。
神楽殿の概要と建築様式
– 所在地:内宮(皇大神宮)の参道中ほど、宇治橋から正宮へ          向かう途中の左側
– 建築様式:銅板葺き・入母屋造(いりもやづくり)
– 竣工:昭和53年(1978)設計は大江宏建築事務所、施工は竹中工務店
– 構造:鉄骨造、一重の建物で、荘厳かつ機能的な造り
神楽殿の役割と機能
– 御神楽(おかぐら)奉納:
  舞楽や神遊びと呼ばれる歌舞を神に捧げる儀式
  「大々神楽(だいだいかぐら)」では、国家安泰・皇室の弥栄・家内安全・心願成就などを祈願
– 御饌殿(みけでん)との連携:
  神楽殿に隣接する御饌殿では、神に供物を捧げる「御饌(みけ)」の儀式が行われる
– 祈祷受付・授与所:
  お神札やお守り、御朱印の授与
  式年遷宮の寄付受付も行われる
参拝者ができること
– 御神楽の奉納申込:
  個人・団体で申し込むことができ、所要時間や流れは公式サイトで案内
– 御朱印の授与:
  神楽殿で参拝記念としていただける
– 神札・お守りの授与:
  家内安全、交通安全、厄除けなど多様な種類が用意されている
歴史的背景と文化的意義
– 神楽の起源:
  古代より神事に用いられてきた歌舞で、神との交感を目的とする
– 私幣禁断の緩和:
  平安末期から鎌倉初期にかけて、天皇以外の供物が認められるようになり、神楽奉納が一般にも広がった
– 江戸時代の「お蔭参り」:
  国民の6人に1人が伊勢参りをしたとされ、神楽奉納は憧れの儀式だった
伊勢神宮内宮の神楽殿は、建築美と神事の融合によって、参拝者の祈りを神に届ける場として今も多くの人々に敬われている。

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