伊勢街道巡り旅~街道グルメ(1)焼きハマグリ
伊勢路の旅では、各地の地元グルメも楽しみの一つである。伊勢街道のグルメを、何回かに分けて紹介していこう。
桑名の焼きハマグリ
桑名の焼きハマグリは、木曽三川の淡水と伊勢湾の海水が混ざり合う環境で育ったハマグリを使用し、柔らかく旨味のある味わいが特徴。三重県の桑名市を代表する伝統的な料理で、その歴史はとても古い。桑名は伊勢湾の豊かな海の恵みに育まれた地域で、江戸時代から「桑名のハマグリ」として全国的に知られるほどの名産品だった。特に、桑名のハマグリはその大きさと肉厚さ、そして繊細な味わいで評判。
焼きハマグリは、海の香りをそのまま楽しめるシンプルな調理法で、特製のタレや塩で軽く味付けして炭火で焼き上げることで、ハマグリの旨味がぎゅっと凝縮される。地元では特別なもてなし料理としても親しまれ、観光客も桑名の新鮮なハマグリを目当てに訪れることが多いようだ。
さらに桑名宿は、江戸時代の東海道五十三次の宿場町として栄え、多くの旅人が桑名の焼きハマグリを楽しんだと言われている。この伝統的な料理は、時代を超えて桑名の文化を支える味として受け継がれている。ぜひ一度、桑名を訪れてその焼きハマグリを体験してみたいものだ。


