伊勢街道巡り旅13.~伊勢名物「餅」

伊勢路の旅では、各地の地元グルメも楽しみの一つである。

桑名の焼きハマグリは、木曽三川の淡水と伊勢湾の海水が混ざり合う環境で育ったハマグリを使用し、柔らかく旨味のある味わいが特徴。

鈴鹿市の名物「とんてき」は、厚切りの豚肉をにんにくと濃口しょうゆベースの特製ソースで焼き上げた料理で、ボリューム満点の一品。

また、伊勢路は「餅街道」とも呼ばれ、多くの名物餅が存在する。立石餅、へんば餅、けいらん、二軒茶屋餅、安永餅、赤福餅など、各地で個性豊かな餅が旅人を迎えてくれる。

 名 前 解 説
お福餅 お福餅(おふくもち)は、伊勢を代表する伝統的なお菓子。粒あんを包んだ柔らかい餅が特徴で、上品な甘さともちもちとした食感が魅力的。形もかわいらしく、縁起の良さを感じさせる名前とともに、地元の人々や観光客に愛されている。
なが餅 なが餅(長餅)は、伊勢の伝統的なお菓子の一つで、その名前の通り細長い形状が特徴。薄く伸ばした餅の中に甘さ控えめのこしあんが入っている。表面には焼き目がついていて、シンプルながらも飽きのこない味わい、香ばしい風味が楽しめるのも魅力。
立石餅 立石餅は、香ばしいきな粉がたっぷりかかった柔らかい餅が特徴で、噛むたびにきな粉の豊かな風味が広がる。その名前は歴史ある地名や石の形状に由来するとされていて、地元に根付いた味わい。お茶との相性も抜群!昔ながらの風情を感じることができる。
けいらん けいらんは「鶏卵」に由来しており、まるで卵のような形をした可愛らしいお餅。中には甘いあんこが詰まっていて、もちもちとした皮と絶妙な甘さのあんこが口の中でとろける感じがよい。

地域の伝統行事や季節のイベントでもよく登場するので、伊勢の文化を感じることができる。ほんのり温かいうちに食べると、さらに美味しい。

へんば餅 へんば餅は、参拝の際には欠かせない存在とも言える。外側はもちもちのお餅、中には優しい甘さのこしあんが詰まっていて、ふんわりした食感が特徴。両面を焼き上げることで、香ばしさが楽しめるのも魅力的。

名前の由来は昔、参拝者が馬で伊勢に向かう途中にこの餅を食べた「馬返し(へんば)」の場所から来ているとされていて、歴史的な背景も面白い。伊勢の伝統と文化が感じられ、観光客にも地元の人にも愛されている。

二軒茶屋餅 二軒茶屋餅は、江戸時代から親しまれているお菓子。名前の由来は、伊勢街道沿いにあった二軒の茶屋に因んでいて、参拝者の旅の疲れを癒してきたと言われている。

柔らかくほどよい甘さのこしあんを包み、表面には香ばしい焼き目がついているのが特徴。シンプルでありながら上品な味わいが、地元の人々や観光客に愛されている。

安永餅 安永餅の歴史は安永年間(1770年代)まで遡る。細長い形状を持つお餅で、外側はもちもちとした食感、中にはほんのり甘いあんこが包まれている。両面に焼き目がついており、香ばしい風味がさらに楽しめる。

名前の由来は、安永年間に作られたことからと言われており、地元の伝統を感じることができる餅。お茶との相性も抜群なので、旅の途中で立ち寄る際にはぜひ試したい一品。

赤福餅 赤福餅は伊勢の象徴的な和菓子の一つで、名前を聞くだけで思い浮かぶ方も多いのではないだろうか。柔らかくてもちっとしたお餅に、優しい甘さの餡を美しく波型に乗せた姿は、とても魅力的。

この餅は、伊勢神宮への参拝客を中心に親しまれており、歴史も非常に古い。江戸時代から続く伝統の味で、伊勢の文化を感じることができる。お茶と一緒にいただくと、その風味がさらに引き立つ。

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