薬とサプリメントの組み合わせに注意!

093917現役の頃は、毎晩遅くまで残業したり、飲み歩いたりと、今から考えるととんでもなく不規則な生活をしていました。そんなこともあって、私自身も手軽に口にできるいくつかのサプリメントを利用していました。しかし、退職後は、必要な栄養素はできるだけ食事から摂るべきと考えを改めています。新聞で、サプリメントに関する記事を見つけましたので紹介します。

サプリメントは「普段の食事で不足しがちな栄養を補うこと」が目的です。食事だけで充分栄養を摂れればそれにこしたことはないのですが、専門家でもない限り100%食事でという訳にはいかないのが現実です。サプリメントは薬品ではなくあくまでも食品の位置づけで、科学的に安全と証明されたものならば摂って悪いものではないと思います。

しかし、体に良かれと思って口にしても、薬と一緒に飲んだ時、薬の効果が強まったり、弱まったりすることがあります。つまり、日頃、薬を飲んでいる人は、「飲み合わせ」に十分注意が必要だということです。どんな飲み合わせがあるのかが分かる記事を見つけましたのでここに紹介します。

サプリメントはマグネシウムやアルミニウム、鉄などのミネラルを補うものが代表的ですが、一部の抗菌薬とともにこれらのミネラルを飲むと、薬、サプリともに吸収されにくくなってしまいます。これは、「キレート」と呼ばれる難溶性の化合物を作ってしまうためです。

また、体にカリウムをためこむ作用がある降圧剤、利尿薬とともに、カリウムを多く含むサプリを飲むと、「高カリウム血症」になります。体がしびれるなどの症状がでることもあります。

ガラナなどカフェインを含むサプリや市販のドリンクも注意が必要です。一部の抗うつ剤や抗菌薬とともに飲むと、カフェインの血中濃度が高くなり過ぎ、ごくまれに不整脈を招く可能性があるという報告があります。また、カフェインを含む市販の風邪薬、鼻炎薬と重複して飲むと、薬が効きすぎる恐れもあります。

食品でも、グレープフルーツが一部の降圧薬の作用を強めてしまうことが有名です。納豆も、中に含まれるビタミンKが抗凝固薬の作用を弱めてしまうことが知られています。納豆は少量でも影響があり、青汁やクロレラなども同様の作用をします。

意外なところでは、チーズやワインと抗結核薬などの組み合わせです。食品に含まれる「チラミン」という物質が薬によって代謝されにくくなるため、動悸、発汗などが起きる恐れがあります。また、脂に溶けやすい薬をバターなどの高脂肪食品と一緒に飲むと、血中濃度が上昇することがあります。炭酸飲料とニコチンガムを併用すると、ガムの効果が薄れる可能性があります。

海外では抗うつ作用があるとされ人気のハーブ「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」は、経口避妊薬、抗てんかん薬などと、多数の相互作用が報告されています。

サプリメントと薬の相互作用は膨大な組み合わせがあり普通の人がすべて把握するのは難しいといいます。薬局でくれる「お薬手帳」に自分が飲むくすりの明細をすべてそこに貼りつけるようにしましょう。そうすれば、個人個人がどんな薬を飲んでいるのかが把握できます。かかりつけの薬局をもって、そこで飲み合わせについて相談するのがいいでしょう。(出典:朝日新聞)

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