コンクラーベとは?
コンクラーベとは?ローマ教皇選挙の仕組みと歴史
ローマ・カトリック教会の最高指導者である教皇(ローマ法王)を選出するための特別な選挙、それがコンクラーベ(Conclave)です。ラテン語の「cum clave(鍵のかかった部屋で)」に由来し、枢機卿たちが外部との接触を断ち、厳格な秘密のもとで新しい教皇を決定します。
コンクラーベの歴史
コンクラーベの起源は13世紀に遡ります。1268年、教皇クレメンス4世の死後、後継者選びが3年近くも紛糾したことを受け、枢機卿たちを閉じ込めて選挙を迅速に進める制度が確立されました。以来、カトリック教会の伝統として受け継がれています。
コンクラーベの流れ
教皇の死去または辞任
教皇が亡くなるか、自ら退位した場合にコンクラーベが開始されます。
1.枢機卿の集結
世界中の枢機卿がバチカン市国に集まり、システィーナ礼拝堂で選挙を行います。
2.投票の開始
80歳未満の枢機卿が投票権を持ち、3分の2以上の票を獲得した候補が新教皇となります。
3.白い煙と黒い煙
投票結果は煙の色で示されます。黒い煙は決定せず、白い煙が上がると新教皇が選ばれたことを意味します。
4.新教皇の発表
新教皇が「Habemus Papam(新教皇が誕生しました)」と宣言され、世界に公表されます。
コンクラーベの意義
コンクラーベは単なる選挙ではなく、カトリック教会の未来を決める神聖な儀式です。政治的な干渉を防ぐため、厳格な秘密主義が守られています。近年では、教皇の出身国や改革の方向性が注目されることが多く、世界中の信者がその結果を見守っています。
コンクラーベはカトリック教会の歴史と伝統を象徴する重要な儀式です。次の教皇がどのような指導者になるのか、世界中が注目しています。今回のコンクラーベはなかなか決まらないようです。まさにコンクラベ(根比べ)の様相を呈してきました。


