今日の散歩道~ミソハギ
13日からお盆の行事がスタート、涼しい朝の時間帯に、供花とお供えを持ち、墓地に先祖をお迎えに行き、その後、先祖が迷わずに帰って来られる様にと、日暮れを待ちかねて、近所が競う様に高く持ち上げた松明を灯したものでした、今ではもうその習慣は簡略化されています。
私の田舎では、用水路の縁や、水の湧く水田の隅っこ等で、自家用目的で、この「ミソハギ」を栽培しています。郷里では、古来からお盆の供花には、色花を使わず、高野山からオバサン達グループが、背中に背負って行商に来る「高野槇」に、この地味なミソハギを組み合わせてお供えしたものです。
お盆向けに栽培しているミソハギを、朝早く亡母が刈り取ってきた後、ご近所に毎年お裾分けとして、お使いでお届けするのが私の役割でした。 ミソハギは、日本の在来種で、湿地や田圃の畔に生える、ミソハギ科の多年草で、日頃から周辺の雑草が侵入しない様に刈り取って、管理します。
ミソハギは別名で「盆花」「精霊花」と呼ばれお供えに使われます、そのイメージが定着している為なのか、民家の庭などに植えられる事は有りません。ミソハギの花は、紅紫色の小さい6弁花で「この世の禊(みそぎ)を祓うとされ」昔から、お盆の供花に欠かせないものです。
山仲春男


