伊勢街道巡り旅 実録篇14.~伊勢ではスタバも時代風

内宮へのお参りを済ませ、もう一度、おはらい町をぶらつくことにした。
一軒一軒見ても飽きがこないほどさまざまなお店が並んでいるが、今回は特に目的の店があるわけではない。しかし、
ちょっと気になるところが実は2、3ヶ所あった。その一つがスタバである。

伊勢ではスタバも時代風、映画「赤ひげ」で医者役をやった、あるいは「七人の侍」で荒くれ者の若侍を演じた名優・三船敏郎が袴をはいて現れても違和感なさそうな店構えである。このスタバの外見が気に入ったが、店の中はどのようになっているのだろうか。ここは次に来た時のお楽しみということにしよう。

ここを見て思い出したことがある。昔、オーストリアのザルツブルグへ行ったときのこと。夕食まで少し時間があったので、ホテルを出て街を少しぶらつくことにした。その日は雪がしんしんと降る日で、通りにある帽子屋に入り思わずひとつ購入したのを思い出した。

しばらく行くと、マクドナルドがあった。こんなところにまで進出しているのかと感心したが、目についたのはその店構えだった。今まで知っているあの赤や黄色で色どられた派手な装飾は一切ない。ヨーロッパの都市は街並みの景観をとても大事にするが、果たしてマクドナルドも、古い時代に合わせるように茶をベースにした落ち着いた色使いで見事に変身していた。

通りでは、どの店もこのように、店のシンボルである看板には十分に気を使っているようだった。通り全体の雰囲気を壊さぬよう工夫を施したものに仕上げられ、エレガントな統一感に溢れていた。彼らがこのおかげ町のスタバを見れば、きっと同じ気持ちになること間違いない。

このような街づくりは、新しい観光名所を創り出す良い手法になると思う。今、全国で、深刻な人口減により、市として町として将来成り立っていくかどうかを懸念しているところは多い。
地方への企業誘致などが難しく、人口減対策に残された手段は観光くらいしかないという。その観光事業を発展させるためのひとつのヒントになるかもしれない。


上記のようなことを感じながら旅を終え、友人に話をしたところ、この傾向は既に各地で実践されているとのことだ。特に、京都や鎌倉など、やはり歴史を感じられる街作りをしているところでは進んでいるらしい。

尚、スタバは、このスタイルを店舗展開の柱のひとつにしているようだ。
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