ヤタガラスの「教えてワイン!」17~シャンパンとクレマン
スパークリング・ワイン(Sparkling wine:発泡性ワイン)と は、ワインの一種。二酸化炭素を 多く含み、開栓すると圧力が下がって二酸化炭素が気泡として立ち上ってくるもの。
通常のワインにも炭酸ガスは含まれるが、溶け込んでいる量が少ないため開 栓しても発泡しない。スパークリングワインには、瓶内発酵のために二酸化炭素が溶け込んでいるものと、人工的に二酸化炭素を吹き込んだ、いわゆる炭酸ワインとが存在する。
日本では全てのスパークリングワインをシャンパンと呼ぶことも多いようだが、、本来はAOCの規定で、フランスのシャンパーニュ地方産のものだけに許された呼称である。
シャンパンと同様の製法で、シャンパーニュ地方以外で製造されるワインをフランスではクレマン(Crémant)と呼ぶ。