紀伊半島大水害「豪雨」8

猛威を振るった台風12号
広範囲におよぶ集中豪雨が新宮市を直撃、熊野川流域の河川が増水・氾濫、濁流や土砂があらゆるものをのみ込み、市内各地で多くの家屋が浸水・全半壊するなど、甚大な被害をもたらしました。
道路、鉄道などインフラ機能がまひし、救出・救援活動が難航。さらに停電や断水も続き、市民の日常生活に深刻な影響を与えました。

写真は上、左から
1. 4日、10:20 2階まで冠水した相筋地区
2. 4日、08:14 2階まで冠水した相筋地区
3. 4日、08:52 大橋通
4. 4日、07:10 正面が熊野速玉大社
5. 4日、05:00 別当屋敷
6. 4日、08:06 市民会館裏

7. 4日、06:52 濁流が流れ込み、冠水した仲之町
8. 明治22年の熊野川大水害の浸水位置を伝える標識=新宮市 清閑院の石垣上

台風12号の猛威は、新宮市の各地域に大きな爪痕を残しました。
あのとき、何が起きたのか。人々はそれぞれの持ち場でどう動いたのか。
大災害を風化させないために、発生直後の記録写真を集め、それぞれの地域で起こった災害の記憶をたどり、後世に語り継ぐ糧とします。
(新宮市)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です