新宮紀宝道路 開通!

12月7日、和歌山県新宮市あけぼのから三重県紀宝町神内に至る延長2.4キロの自動車専用道路「新宮紀宝道路」が開通した。紀伊半島を一周する高速道路の一部として整備されたもので、同日の午前中に式典があり、関係者が完成を祝った。

2013年度に事業化され、17年度から工事に着手。熊野川に熊野川河口大橋(延長821メートル)を架けるなどし、新宮北と紀宝鵜殿、紀宝という三つのインターチェンジ(IC)を設けて完成した。

この新しい道路により、渋滞緩和や災害時のネットワーク確保、医療機関や観光地へのアクセス向上・強化といった効果が期待される。この道路につながる和歌山県側の「新宮道路」と三重県側の「紀宝熊野道路」は現在、工事中である。

開通前夜の6日には新宮市や紀宝町などでつくる実行委員会が、開通記念イベントも開催。ちょうちんを持つなどした約700人が行列を作って熊野川河口大橋を両側から中央へ向かって歩き、花火も打ち上げられた。

新宮紀宝道路の開通記念イベントとして熊野川河口大橋で行われたちょうちん行列と打ち上げられた花火(6日、和歌山・三重県境付近で)© AGARA 紀伊民報

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