CRP !

正月に引いた風邪がようやく治ったが、今ひとつ咳と痰が切れずスッキリしないので帰省直前に呼吸器内科を受診。2週間分の薬が出て採血の結果は次の受診の時に聞く予定だった。

名古屋で新幹線から特急南紀に乗り換え一路新宮に向かっていたところ、医師から電話がかかって来た。実は、昨日受診した時に、「もし緊急処置が必要な結果が出た場合は明日電話する」と言っていたので、悪い結果だなと思いながら電話に出た。すると、直ぐに抗生物質を飲んだ方がいいので、もう一度来院するようにと言われた。帰省の車中で戻れないと伝えると、新宮のクリニックに行って抗生物質を処方してもらうようにと。症状についてはCRP2.39とだけ言えば分かるからとのことだった。話の内容はいいものではなかったが、わざわざ電話してくれた親切な医師には感謝の気持ちが沸いた。

CRPって何? 喉の炎症の度合い? これって重症? 人にうつることあるのかな? 医師が緊急で電話してくるくらいだからちょっとヤバいのか! …と不安になる。とにかく病院へ行って診断を待つしかないが、頭の中が半ばパニック状態。家族LINEで連絡すると娘の一人が言う。

「CRPの数値を言うだけで検査結果など何のデータもなく抗生物質を出すような医師は逆に信用できない。検査を受けた病院にデータを送ってもらうとかしないと…」なるほどその通り、冷静な判断だ。しかしその病院今日は午後休診でもう連絡がつかない、明日になる。

ネットで検索してみると以下の結果が出た。

CRP(C反応性蛋白:シーはんのうせいたんぱく)とは、体内で炎症や組織が損傷した際に血液中で増加するタンパク質のことで、感染症や膠原病、心筋梗塞などで上昇し、炎症の有無や程度、病気の進行度を調べるための重要な指標となります。細菌感染症で特に高値を示しやすく、ウイルス感染症では上昇しにくい傾向があり、治療効果の判定にも使われますが、CRP値だけでは特定の病名は特定できず、他の検査と総合的に判断する必要があります。 
一応納得はできたが、具体的にどう対処すればよいかがわからない。川﨑の先生は電話で、簡単に抗生物質を出してもらえるような言い方をしたけれど、果たして、新宮の病院の先生はそうしてくれるだろうか。責任もあるし、やはり最低限正しく検査結果を知る必要はあるだろう。明日なら結果を送ってもらえるだろうから、それを待つしかないかもしれない。
しかし、川崎の医師は、一日も早い方がよいと今日電話をくれたのだから緊急性はあるに違いない。とすれば明日まで延ばさず今日、法事が終わったらすぐに病院にいくべきだろうか。いろいろと悩んだ挙句、ふと思いついて同級生の医師にLINEで聞いてみることにした。特急南紀は名古屋・新宮間3時間半もあるので時間はたっぷりある。

まず一人の同級生医師KM君からすぐに返事が来た。
CRPは炎症反応で、身体に炎症があれば高くなります。正常値は0.30以下。だから、肺炎や気管支炎、下痢や関節痛など炎症があれば高くなります。虫垂炎いわゆる盲腸では8ぐらいに上がります。白血球数はわかりませんか?白血球の分画で、細菌感染かウイルス感染か区別がつきます。でも抗生物剤を服用するよう言われたようなので細菌感染なんでしょう。検査結果の写真を送ってもらって、受診した方が、受診したドクターもわかりやすいと思います。---中略ーーー

CRPだけでは判断が難しく、抗生剤を処方する場合は白血球増多とかを見て判断します。白血球が増えていない場合はウィルス感染と判断し、抗生剤は投与しません。逆にウィルス感染に抗生物質は投与しないようにと厚生労働省から通達がきています。


そして二人目の同級生石UH君からもほぼ同様の返事があった。二人とも仕事中のはずなのに素早く返事をしてくれて感謝しかない。持つべきものは友達と言うがまさにその通り。
到着後まもなく、法事を済ませて直ぐ病院へ行き事情を説明した。診断の結果は、気管支炎だった。結果的に、抗生物質ジスロマック250mgを3日間分(7日間作用持続)を投薬してくれた。原因が分かり、対処できたのでまずホッとした。
今回、めったにない経験をしたが、親しい友人や知人のありがたさをこれほど身に染みて感じたことはない。この話にはもうひとつ追加がある。そのことを明かしたのは診察後だったが、実は、新宮で診ていただいた先生は、義兄の高校の同級生だった。80歳を過ぎて尚お元気で開業を続けておられる。診察後、実は明日、同窓会があるんですけど、酒は飲んでもいいでしょうかと聞いた。すると先生は、うーんと首をかしげながら、ちょっとだけなら…と言ってくれた。

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