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熊エプ メ-ルマガジン
KUMAGAZINE13号
2021-03-26
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1.編集長の独り言
2.館長のつぶやき7
3.その時熊野は動いた6
4.森本剛史君との想い出6
5.我がらの新宮弁講座6
6.編集後記.
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https://kumano-express.com/kumagazine-13
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1.編集長の独り言
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先日、LINEに登録されている個人情報が中国に漏洩するとという事件があった。LINEは元々韓国企業の運営であるが、中国人のプログラマーがLINEの登録情報にアクセスして情報を見たというのが真相のようだ。

経営陣の話によると人手不足もあって中国系のプログラマーを雇っていたとのことであったが、その雇用関係はどうなったのか。もし、現在も継続しているということになると今後も情報漏洩の可能性は残る訳で何とも信用のおけない話である。

LINEは、日本においてはもはやインフラになっており、利用している自治体も多く、利用できなくなると不便になり困ると言われている。今後の対策として、データは全て韓国で保管するとのことだったが、それだけで安全が確保できるのかどうか疑問も残る。

この件は、今後も動向を注意深く見守っていく必要があるだろう。

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2.館長のつぶやき7
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【佐藤春夫の少年時代(7)】

・父親の系譜―「懸泉堂(けんせんどう)」(3)

「砧」に描かれているのは、幕末に起こった世直しのための蜂起、天災や飢饉で困窮する庶民を見るに見かねて起こした大坂奉行与力であった大塩平八郎の乱、その余波が熊野に居る椿山の身をも巻き込んだのです。

椿山の教え子で親族関係にもあった湯川麑洞(げいどう・新、浴、幹、民太郎、君風、清斎などと名乗っています)は、伊勢に遊学中、大塩平八郎(号中斎)に見込まれ、大坂の中斎の塾・洗心洞で学び、まもなく塾頭に抜擢されています。大塩が「洗心洞箚記(せんしんどうさっき)」上下2巻を上梓する時、入門1年足らずの麑洞にその跋文を書かせているほどです。

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3.その時熊野は動いた6
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【新宮十郎行家 3】

丹鶴姫を姉にもつ新宮産まれの十郎行家は、田辺にいる甥の湛増とは仲がよくなかった。別当家につながるとはいえ腹違いの行家が以仁王の令旨を携えて諸国をかけずりまわって決起をうながしていることは、平家寄りだった堪増には苦々しいものと映った。

堪増はこの件を平家に密告し、その結果、以仁王は囚われの身となる。皇子はその名も「源以仁」と変えられ、遠流されることに決まる。のちに以仁王は、逃亡先の三井寺からさらに興福寺はと向かう途中、平家の追手につかまり、宇治平等院で自害した。行家に令旨を託した源頼政も、子の仲綱、兼綱、仲家とともに討ち死にした。仲家は頼政のところに養子に入っていた木曾義仲の兄である。

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4.森本剛史君との想い出6
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【社会人時代・大阪編】
大学を出ると、剛やんは東京で、私は大阪で就職しました。社会人となって1、2年目は、誰でも仕事を早く覚えようと懸命に働くものです。商社に入った私は、ちょうど石油ショックのころで景気も良くそのせいか残業も多く、会社と独身寮を毎日往復するだけという忙しい日々を過ごしました。まして東京と大阪なので会う機会はほとんどなく、会うのは帰省した時くらいでした。

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5.我がらの新宮弁講座6
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【「新宮弁の基本構造」についての考察 2】
■熊野風語尾付け言葉■

前々回は、新宮弁の二大基本用語である「やる」と「たぁる」について分析を行いました。今回はこの基本の周辺に点在する熊野風言い回しについて、さらに解明を進めたいと思います。

「やだ」「わだ」「のし」「んし」「げー」「なぃ」「なん」「な」「よー」「のぉ」「のら」など、周辺用語第二弾です。

このうち「やだ」と「わだ」については、熊野オリジナル語としての重要性が高く、なかでも「そうやだ」と「言うたわだ」は、今後国際語としてブレイクすることが期待されているということは、前々回に見た通りです。今回は、それ以外の「熊野風語尾付け言葉」を見ていきましょう。

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https://kumano-express.com/shinguben-koza/shinguben-kihonkozo-shuhenyogo2/

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6.編集後記
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熊エプのメルマガ KUMAGAZINE第13号(2021-0326)をお届けします。

ハイムウィークリー第52号をお届けします。

今週初めには桜満開となりまさに春爛漫、外に出て思いっきり活動したい季節となった。
しかし、新型コロナ感染症は依然として猛威を奮っており感染者数はリバウンドの傾向を示している。
ここは、政府や自治体の方針に関わらず私たち自身でよく考えて慎重に行動したいと思う。

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発行元:熊野エクスプレス事務局
発行責任者:”八咫烏”こと西 敏
yatagarasu@kumano-express.com
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