ドイツ周遊11日間の旅 10(ケルン大聖堂) 

「ケルン大聖堂」

宿泊地のブレーメンを出発、南西方向に約300㎞強を約4時間かけてオランダ国境に近いケルンに到着。「ケルン大聖堂」は通称で、正式名は「サンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」、これは「ペトロとマリアの大聖堂」の意味とか。朝のミサの時間帯は観光客入場不可なので、ランチで時間調整後に、大聖堂に足を進めると、徐々に威圧感が増して来ました。

「ケルン大聖堂」は、ドイツを代表する世界遺産です。初代の完成は4世紀、現在の大聖堂は三代目で、600年以上の年月を掛けて1,880年に完成した世界最大のゴシック様式の建造物です。先の大戦の空爆の直撃で、甚大な被害を受けながら崩壊を免れ、1956年までの復旧工事に依って復元されたもので、大聖堂の景観維持の為に、周囲に建造物の高さ規制が敷かれています。

 

世界から年間600万人以上の観光客が訪れる名所で、施設の維持管理経費増に対応する為に、この7月から入場料金の値上げが実施される見込みです。大聖堂が黒く見えるのは、外壁に使われている砂岩の経年変化、産業発展に伴う煙害、酸性雨による化学変化が複合的に作用している為と言われています。

正面に立って塔を見上げると、覆いかぶさる大迫力と、スケール感に圧倒されます。写真1の下部に人の姿が写り込んでいて、それを実感出来るかと思います。 高さ157mの双塔の南塔は有料ですが、533階段を登ると、展望台からは、ケルンの街並みやライン川を一望出来る絶景が望めます。

聖堂内に入ると、中央通路で天井までは43mの圧倒される空間が広がり、窓を飾る壮麗なステンドグラスに圧倒されます,その内で最古の物は、写真4で1260年頃の作品です。写真8の中央祭壇の奥には、キリスト誕生時に駆け付けた「三賢者」の遺骨が、収められています。

大聖堂内の独特の空気に魅入られ、集合時間まで椅子に座り込んで、静かにステンドグラスに見入りました。その後,約200㎞離れた宿泊地フランクフルトに2時間半かけて移動、今日も500㎞以上の走行となりました。

山仲春男

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