今日の散歩道~ズッキーニ
貸し農園を覗いてみました、外見はキュウリの様な果種ですが、これはカボチャの仲間です。
正しくはウリ科カボチャ属の農産物、原産地は南アメリカで、和名で「ウリカボチャ」とか「つるなしカボチャ」との呼称が有りますが、今や「ズッキーニ」の名前の方が一般的です。
これには、緑果種と黄果種があり、黄色種は緑より皮が薄く苦みが少ない、収穫は早く開花後6日で20㎝ぐらいのサイズが食べ頃、大体一本200円位で店頭で並んでいます。果実の肥大は早く、収穫が遅れると直ぐに50cmぐらいでヘチマぐらいのサイズとなり食用不可となります。
写真左側の果実は開花後3日位経過で後3日位で収獲できます、その奥にはこれから花が開くベビーが待機、右側で咲いているのは雄花(雌雄異花)そして、これから咲くベビー雄花が株元に待機しています。イタリア初夏の定番料理で使われる肉詰め「花ズッキーニ」は、花の開き掛けの蕾を使います。
野菜売り場の棚だけでしか目にした事が無い方が、多いかと思って紹介しました。
山仲春男