今日の散歩道~サンゴジュ(珊瑚樹)

公園の生垣の一画が赤色で目立つので見に行くとサンゴジュの実が色ずづいていました、他の木の実が熟するのは秋が深まってからなので目立ちます。 サンゴジュはスイカズラ科の常緑樹、日本の在来種で、フィリピン インドネシア 台湾等の東南アジアにも自生しています。

関東以西の海岸沿いの地域に自生して、盛夏から秋口に掛けて真っ赤に熟す果実が出来(食用不可)その姿が珊瑚樹と言う名前の由来になっており、庭木や公園樹としてよく目にする木です。

この鮮やかな赤い実は、秋が深まり熟すと黒ずんで青黒色に変化し、その頃に野鳥が啄みに群がります。

この樹は葉っぱや幹に水分が多くて燃えにくいので、火災の延焼防止に役立つと言われ(別称 火防せの樹)防火樹として生垣にも使われます。皇居の東御苑の生垣、京都御苑の生垣は綺麗な珊瑚色の実が連なり見事なので人気を呼んでいます。

山仲春男

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