二八(にっぱち)の謎に迫る!(改その2)

さて、もう一度この表の全体を見て、示されているものは何かを検証してみよう。前月か当月に新企画が実施されたことが当該月のアクセス数に大きく影響していることがわかる。

2019年(企画・出来事) access up/down   分析
1月 年賀状企画 58
2月 ハイムのひろば
タウンニュースに掲載
50 効果薄
3月 (一部スタッフ休養) 43 投稿記事減少
4月 蝶百科図鑑open 56 新企画で挽回
5月 52 維持
6月 蝶図鑑タウンニュースに掲載 43 反動、効果薄
7月 蝶図鑑東京新聞に掲載 48 効果小も微増
8月 クイズのひろばopen
井戸端トークopen
40 記事減少、月末に新企画
9月 (起死回生の話合い) 46 効果小
10月 美術館二次展open
新着記事の紹介開始
文芸館に新規投稿者
68 新企画効果大
11月
12月
(access数は1日平均)

「美術館」や「文芸館」の企画は、それまでにない新鮮な企画として受け入れられたものと思われ、オープン後のアクセス数は飛躍的に伸びている。そして、大型企画が成功した翌月は、多少落ちてもそれなりの数字は維持しており、企画前の数字を上回っていることが見て取れる。

「クイズのひろば」や「井戸端トークは、それなりの効果は認められるものの効果の度合いは小さい。このことは、企画の当たり外れが影響していると思われる。ただ、大型企画を次々と打ち出すことは不可能であるから、小さくても新鮮な企画は今後とも必要で積み重ねが重要である。

一方、地方紙や新聞に掲載されたことの影響度はさほど大きく影響しているようには見えない。ただ、結果がすぐには出ずに徐々に効いてくる可能性はあるのでこの件の結論は急がないことだ。

結論としては、「新しい企画を打ち出して、その企画が成功裡に終わればアクセス数は大きく伸びる。反対に、新企画がなにもないまま数か月続き、しかも投稿記事が停滞し活性が認められない状態が続くと次第にアクセスが減少していく傾向となる」ということに落ち着きそうだ。

2月と8月に停滞の時期が来たのは、たまたま企画の谷間に落ち込んだことが原因であり偶然だったことがわかった。もし、この時期に大型新企画が実施されていたら、数字は逆に伸びていたであろう。

新しい企画がそれほど打ち出せるものではないことは自明の理であることから、(10月の「新着記事の紹介」のように)他の方法も合わせて活性化を計っていくことが重要となろう。

ワトソン君、君はどう思う?

Sherlock

 

=つづく=

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