「ビーバームーン」とは?

アメリカの先住民族ネイティブアメリカンは、その月の満月に、時期に合った名前を付けることで季節を把握していたといわれています。

狼が遠吠えをする1月の満月は「Wolf Moon(ウルフムーン)」、さまざまな花が咲き乱れる5月の満月は「Flower Moon(フラワームーン)」、収穫期を迎える9月の満月は「Harvest Moon(ハーベストムーン)」。個性豊かな、日本の月の呼び名とは少し違った魅力的な名前がつけられています。※呼び名については諸説あります。

11月の満月は「ビーバームーン(Beaver Moon)~日本語ではビーバー月」」と呼ばれています。

ビーバームーン(Beaver Moon)の意味・由来
沼が凍る前に、ビーバーを捕らえるための罠を仕掛ける頃にちなんで、アメリカの先住民は、11月の満月を命名したと考えられています。または、ビーバーが冬を超えるために、巣づくり(ダムづくり)をする季節にも由来しています。

ネイティブ・アメリカンが呼んだ各月の満月の名前は下記の通り。

満月の名前、季節
1月
ウルフムーン(Wolf Moon)
狼が空腹で遠吠えをする頃
2月
スノームーン(Snow Moon)
大地が雪に覆われ、狩猟が困難になる頃
3月
ワームムーン(Worm Moon)
土から虫が顔を出す頃
4月
ピンクムーン(Pink Moon)
フロックスというピンクの花が咲く頃
5月
フラワームーン(Flower Moon)
花々が咲き乱れる頃
6月
ストロベリームーン(Strawberry Moon)
イチゴの収穫が最盛期を迎える頃
7月
バックムーン(Buck Moon)
雄ジカの新しい枝角が出てくる頃
8月
スタージョンムーン(Sturgeon Moon)
チョウザメ漁が最盛期をむかえる頃
9月
ハーベストムーン(Harvest Moon)
とうもろこしなどの作物を収穫する頃
10月
ハンターズムーン(Hunter’s Moon)
狩猟を始める頃
11月
ビーバームーン(Beaver Moon)
ビーバーが巣作りをする頃
12月 コールドムーン(Cold Moon)
寒さが厳しくなる頃
12月8日 13:08

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