新宮正春宅跡
新宮正春宅跡(仲之町2丁目1-10)【地図】
新宮正春(本名瀬古正春、1935-2004)神奈川大学経済学部中退。報知新聞運動部に所属し、読売巨人軍付きのスポーツ記者となり、長嶋茂雄の婚約を特ダネで抜いたことで有名。後、時代小説の作家となり、代表作「島原軍記海鳴りの城」など多数の執筆があります。
1970年「安南の六連銭」で小説現代新人賞を受賞し、時代小説家としてデビュー。以下のような作品があります。亜希子夫人との縁を取り持ったことで長嶋茂雄と親交が深く、長嶋茂雄に関する著書も多い。
小説
- 後楽園球場殺人事件
- 兵庫の壺―異聞・本能寺の変
- 陰の絵図 (上)
- 陰の絵図 (下)
ノンフィクション
- ミスターはドンに敗れたか―善の管理と悪の管理のすべて
- 長嶋茂雄―甦るミスタープロ野球
- 長嶋茂雄の闘争方程式―強く生きるためのキーワード33
- 私のベストナイン―プロ野球超人列伝 (黄金の濡れ落葉講座)
- 長嶋の野望―誰よりも野球を愛する男
- 知られざる長嶋茂雄
漫画原作
- 影武者ジャイアンツ〈第1巻)
- 影武者ジャイアンツ〈第2巻〉
- 影武者ジャイアンツ〈第3巻〉
2004年8月28日、急性呼吸不全のため都内の病院で死去。享年70(69歳没)。
当時、私は、子どもの頃から大ファンだった長嶋茂雄のことを纏めたサイト(長嶋茂雄のすべて)を制作しており、新宮さんの著書を数冊読んでおりました。どうしても掲載したい部分があったので、記事の転載の許可をお願いしたところ、快く了解をしてくれました。闘病中だった新宮さんは、それから暫くして旅立たれました。そして、新宮さんを紹介してくれたのが同級生の森本剛史君でした。
西 敏
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