教えてワイン!11~ワインと修道院

修道院とは、イエス・キリストの精神にならい、祈りと労働の共同生活をする場所です。中世以降、多くの修道院では自給自足の生活を行っていましたが、キリスト教の儀式に欠かせないワインも多くの修道院で造られました。ほかにも、医療、印刷、製菓と幅広く行われており、新しい技術や薬品も修道院で生まれたのです。

ヨーロッパに古くからある常備薬の中は、修道僧や修道女の絵柄がよく描かれているのはそのためです。ワインのみならず、リキュール、ビールは今でも修道院で醸造されているものもあります。

ワイン造りに力を入れた修道院で有名なのは、高級シャンパンのご存じ「ドン・ペリニヨン」です。フランスのシャンパーニュ地方で、シャンパンの生産に携わった修道士の名前にちなんでいます。

残念ながら筆者が口にすことはありませんが。

ヤタガラス

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