伊勢街道巡り旅.48~和菓子屋 隠密説

歴史学者の磯田道史氏は、古文書の研究から、江戸時代の和菓子屋が隠密(隠密・間者)として機能していた可能性を下記のように指摘している

徳川の隠密説(関の老舗・深川屋): 磯田氏が調査した古文書に、江戸時代に徳川家に仕える忍び(隠密)が、後に故郷に戻って菓子屋を始めたという記録が残されている事例がある

「御城の茶店」の役割: テレビ番組などで、城の門近くや街道沿いの茶店は、人の出入りを見張りやすく、不特定の人が立ち寄っても不自然ではないため、隠密の拠点として最適であったのではという見解を示している。大和郡山城の城の近くにある本店・菊屋もそのひとつに当てはまる。

宮中・幕府への出入り: 和菓子屋は上品で、武家や宮中へお菓子を納める名目で不審がられずに潜入できるため、情報収集の拠点になりやすかったという指摘もある。 

磯田氏は、これらの歴史的背景から「菓子屋は隠密行動に適した場所であった」という説を展開している。

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