コッツウォルズ紀行㉘~旅程変更で自由旅行を満喫!

1999年に、ツアーに頼らず自ら企画するイギリス自由旅行を敢行した「コッツウォルズ紀行」を掲載しましたが、実はこの旅行についてのいくつかのエピソードや感想があります。随分と昔の話で恐縮ですが、書きためたものをいくつか紹介しています。
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旅程変更で自由旅行を満喫!
カッスルクームからバイブリーに至る田舎路をドライブするうちに、中世から脈々と伝わるコッツウオルズの村々の美しさや、その落ち着いた雰囲気にどっぷりと漬かってしまった。事前に調べた目的地に行って建物やアトラクションを見学するよりも、こうしてゆっくりとドライブすること自体が素晴らしい観光旅行であると思えてきた。

人工的に造られたものへの抵抗感みたいなものが心の中で次第に広がっていった。自然というものに感動を覚えるのも久し振りだ。こんな気持ちになれるところがほかにあるだろうか?ほんとうに来て良かったと思う。

さて、レンタカーによる旅は時刻表というものがなく、移動の時間が読みにくい場合が多い。慣れない土地での交通事情や突発事故による遅れを考慮に入れて、無理のない計画を立てるのがいいだろう。今回はまさしく、初めてのコッツウオルズだったので途中で迷うこともあろうし、田舎路でのドライブは時間がかかるだろうと思っていた。

ところが、1日目、ヒースロー空港からコッツウオルズの中心部まで思いのほか短時間で来れた。また、人工的な作り物より本物を見たいという気持ちから、ボートン・オン・ザ・ウオーターにあるモデル村(中世の村を再現したもの)やCotswolds Perfumeryへの訪問を取りやめた結果、約半日分、時間に余裕が出来た。

そこで、2日目に訪問予定のチッピングカムデンとヒドコート・マナー・ガーデンをこの日のうちに廻ってしまうことができた。こんなことが出来るのも個人旅行のいいところだ。まさにツアーではない自由旅行を満喫できたと思う。

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