移住を考える⑮~仕事(起業する)

海、山、川など自然豊かで人気のある和歌山県では、相談から移住、定住までしっかりサポートしています。移住はしたいけれども、最も気になるのは「くらし」「しごと」「住まい」の3つの要素です。

移り住んでみたものの、仕事がない、住まいがない、地域での暮らしがうまくいかない。和歌山県はそうしたことがないように、県と各市町村が一丸となって移住・定住のお手伝いをしています。

【仕事に関するサポート概要】
・和歌山市内に、わかやま定住サポートセンターを開設し、仕事・生活情報を総合的に提供
・東京、大阪(ふるさと回帰支援センター)に相談窓口を設置
・UIJターンフェア・相談会を開催

【起業する】
起業を成功させるためにノットも重要なことは何か。「絶対に成功させる!」という情熱と「十分な準備」が不可欠。では、準備について、どんな作業が必要なのか。

起業するまでの流れ
1 起業する目的・理念の確認
  自分の夢を実現させるため、起業にチャレンジすることは素晴らしいことですが、安易な考えでは事業は継続できません。「何のために4起業するのか」ということを自分自身に深く問いかけ、確認しましょう。
2 情報収集・知的習得
  セミナーや企業相談窓口等を活用し、情報収集をしましょう。起業候補地へ何度も行き、どういう地域資源があるか等を深く知りましょう。
3 事業構想
  アイデアを堀下げ、その商品やサービスが顧客のニーズを満たすものなのか、現実的なのか、継続的にできるのか等、徹底的に考えましょう。
4 事業計画を作る
  頭の中に出来た構想を「文字」や「数字」を使い、表現していく必要不可欠の作業です。ここで自分の考えを整理しましょう。起業内容が決まればどれくらいの資金が必要か見えてくるので、調達方法を含めた資金計画もあわせて立てましょう。
5 各種開業のための手続き
  個人事業主で始める場合は、開業届出書、事業開始申告書など、また、株式会社など法人で始める場合は定款の作成・認証、設立登記などそれぞれに必要な各種手続きをしましょう。
6 起業
  どんなビジネスでもそうですが、特に地域ビジネスでは人とのつながりや関係性が重要だと言えます。地域に受け入れられ、協力を得ながら進めていくことが出来るよう、きちんとした信頼関係を築くことを心がけましょう。
移住者企業補助金(最大100万円)
【対象プラン】 地域資源を活用した起業
(申請受付期間あり・審査会を経て決定)
【対象者】 和歌山県内の移住推進市町村の支援を受けて同市町村内へ移住するまたは移住した60歳未満の方で、起業し10年以上定住する意志のある個人
【お問い合わせ先】 和歌山県過疎対策課
TEL    : 073-441-2930
FAX    : 073-441-2939
E-mail : e022200@pref.wakayama.lg.jp
その他の起業支援
1 日本政策金融公庫の創業支援
  新規開業資金などのご融資を通じて、新たに事業を始める方や事業開始後間もない方のお手伝いをさせていただいていおります。
【お問合わせ先】
和歌山支店 073-422-3151
田辺支店  0739-22-6120
東京ビジネスサポートプラザ 03-3342-3831
大阪ビジネスサポートプラザ 06-6315-0312
https://www.jfc.go.jp/
2 和歌山県の創業支援
  創業に関心のある方や創業・第二創業を目指す方を対象に、県・市町村・支援機関・金融機関・大学等が連携して「オールわかやま」体制で支援します。創業セミナーやマッチングイベント開催、融資制度、インキュベーション施設運営など。
【お問合わせ先】
和歌山県商工観光労働部企業政策局企業振興課
073-441-2760
3 和歌山県よろず支援拠点の創業支援
  創業を志す個人や事業を始めて間もない事業者による事業計画、資金供給、販路開拓などの相談窓口です。
【お問合わせ先】
(公財)わかやま産業振興財団内
和歌山市本町2-1 フォルテワジマ6F
TEL : 073-433-3100
FAX : 073-432-3314
起業例
カフェ、ペンション(宿泊施設)、飲食店経営
家具(木工)製造販売
CGデザイン、農家レストラン
地域農産物の加工販売(例:梅、みかん等)
陶人形製造販売、製塩業、伝統工芸品製造後継者(例:シュロ箒)
熊野古道語り部(観光案内)

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