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熊エプ メ-ルマガジン
KUMAGAZINE31号
2021-11-12(金)
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1.編集長の独り言
2.館長のつぶやき25
3.城を学ぶ23
4.森本剛史君との思い出7
5.我がらの新宮弁講座24
6.編集後記.
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https://kumano-express.com/kumagazine-31/
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1.編集長の独り言
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熊エプのメルマガ KUMAGAZINE第31号(2021-1112)をお届けします。

瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。幼子を捨てて作家の道に入り愛と性を大胆に描き、99年を目いっぱい生きた女性でした。

ところで、若き日の瀬戸内晴美が芥川賞を受賞した時の裏話に、他の選考委員の意見を遮り佐藤春夫が一人で決めて押し通したという事実が残っています。

この時、春夫は、最初に瀬戸内の作品を読んだだけで決めてしまい、他の候補作品を読まなかったそうです。瀬戸内は後に出した本の中で佐藤先生には頭が上がらないと言っています。

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2.館長のつぶやき25
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【佐藤春夫の少年時代(25)】
春夫の英語学習とクリスマスのこと

春夫の日記の記述で気になることのひとつに、高等小学校時代、放課で帰宅すると毎日のように英語を学びに通っていることがあります。それはキリスト教会新宮教会であったと思われ、英会話であったのか、リーダーの読解であったのか、その内容は判然しませんが、休みの事もあるもののこまめに通っている印象です。

続きはこちら↓
https://kumano-express.com/tsujimoto/tsubuyaki/kancho-haruo25/

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3.城を学ぶ23
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【新宮城跡散策マップ15】

川上不白の顕彰碑のマップはこちら↓
https://kumano-express.com/shingu-jo/map-15/

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4.森本剛史君との思い出7
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【森本剛史の10冊】
2014年12月8日(月)、森本剛史君を偲ぶ会が、彼が生前勤務していた代官山蔦屋書店Garden Galleryにて開催されました。18:30開場で19:00から始まりましたが、会場は彼と親交の深かった人たちで足の踏み場もないほどに溢れていました。誰とでも気さくに付き合っていた彼の顔の広さが今更ながら感じられました。

受付をすませると、「森本剛史の10冊」と題したビラをいただいた。そこには、森本剛史君が勧めていた10冊の書名が書かれてありました。65年間生きてきて、彼が絞りに絞った10冊の旅に関する名作リストです。既に読んだ本も多いですが、還暦を過ぎたこの歳になって、改めて読んでみようと思った次第です。以下に紹介しましよう。

続きはこちら↓
https://kumano-express.com/nishi-toshi/goh-omoide/morimoto-10books/

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5.我がらの新宮弁講座24
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【熊野古道ひとり旅 1】
ついに出ましたネ。ご当地演歌「熊野古道」(水森かおり)

♪ 恋に疲れた女がひとり
  佇む古道の石畳
  涙の川を何度も渡り
   日本のどこから来たのやら♪
(↑この歌の歌詞とは関係ありません)

講座風に彼女とともに、古道への旅に出かけてみましょう。
果たして熊野は、この哀れな女を癒すことができるのか。いざ、出発!

続きはこちら↓
https://kumano-express.com/shinguben-koza/shinguben-kumanokodo/

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6.編集後記
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瀬戸内寂聴さんが99歳の人生の幕を閉じました。

人一倍長くて濃密な人生だったと感じながらふと思ったのは、3年前に96歳で亡くなった母親と同じ年(1922年)生まれだったことです。

そして、母親も寂聴さん同様、亡くなる少し前まで比較的元気に過ごしていたことです。少し認知症が出始めていましたが、寝たきりということもなく子供に迷惑をかけることなく逝きました。

単に寿命が延びるということではなく健康寿命ということが大事だと改めて思う今日この頃です。

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発行元:熊野エクスプレス事務局
発行責任者:”八咫烏”こと西 敏
yatagarasu@kumano-express.com
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ウェブサイト:熊野エクスプレス
https://kumano-express.com/
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