ぐうたらOL不動産オーナーの日々17

ぐうたらOL ビジネス用語にイラつく

ぐうたらOLピルムは凡人オブ・ザ凡人ですが、ひとつだけ得意なことがあります。

英語が話せるということです。

英語が話せる人なんでごまんといるし、そもそも「話せる」の定義が難しいところですが、日常会話や、ちょっと踏み込んだ会話(なんやそれ)なら話せます。

ただし勿論ネイティブとは程遠いですし、ネイティブ同士がノーマルスピードで話すとついていけません。
三単元のSを余裕で忘れます。
イギリス人の先生に栗の話をしてて「マロン」が通じず、発音が悪いのかと思い「メロォーン」「マルォーン」と連呼し、「何?」と言われ
あ、マロンはフランス語だったなんてこともよくある話で。

(栗は”チェスナット”)

何故英語が話せるのかというと「努力したから」と言いたいのですが、幼い頃、父親の仕事の関係で海外に住んでいたのは明らかに大きな要因といえます。

しかし声を大にして言いたいのは、小学校は日本人小学校でしたし、周りも日本人だらけの環境で英語を話す機会はほとんどありませんでした。低学年で帰国しましたが、いわゆる帰国子女とは全く違い、英会話を本格的に勉強しだしたのは社会人になってからです。

とはいえ、日本人でない人種との触れ合いに慣れていることは確実にアドバンテージになっていると思います。
幼稚園の頃はイギリス人の英語教師をつけてもらっていましたし(残念ながら全く覚えていませんが)、洋楽好きの両親の影響で子供のころから洋楽を聞いていたこともあってか、発音だけは「学んだ」という感覚がなく、英語圏の方とお話すると「日本人の発音ではないね」と褒めていただくことが多いです。

誤解のないように言っておくと、そう言われるのは日本在住の外国人からで、彼らは日本語アクセントが悪いとは全く思っていませんし、私もその国特有のアクセントがあって当たり前で、それは素晴らしいことだと思っています。
逆にアメリカでは英語で話しても「英語上手ですね」と言われることはありません。英語を話すのは当たり前、アクセントがあるのも当たり前だからです。

私がここで発音が上手と言われるのを自慢したいのではなく、自慢できるとしたら「話す努力」をしてきたことだと思います。語学習得に必要なのは「継続力」「自己管理能力」「向上心」。私は全ての語学学習者を尊敬していますし応援しています。

さて、そんな感じ(どんな感じだ)で英語が話せるピルムですが、最近会社で使用されるビジネス用語に違和感を覚えます。昨今のビジネス用語の乱立に、英語が話せる方々はどのように感じているのでしょうか。

ドメインナレッジの活用によるソリューション

→ 専門知識の活用による問題解決、でよくね?

バイアスを排除し、シナジー効果を期待したスキーム構築のためのアジェンダ

→ 先入観を排除し、相乗効果を期待した枠組み構築のための行動計画 でよくね?

(注:ビジネス用語使用するために例文に意味は特にありません(笑))

日本語で言うと長くなるものを一言で表せる場合や、日本にない概念をそのまま受け入れた言葉などは英単語を使用するのはいいと思います。
昔からそうやって外国の文化を受け入れて発展してきたしね。

例えば、リテラシー、エスカレーション、リスケなどは使い勝手がいいし。コンプライアンスなんて言葉昔はなかったし。“法令遵守”のほうがピンとこない。

でも、「新プロジェクトをローンチしました」って、「立ち上げました」「発足しました」でよくない・・・?みんなどうしちゃったの?

もう、「なんだい、藪からスティックに」byルー大柴 の世界よ。

まぁ、スキームにしても、アジェンダにしてもいろいろな意味があるので使いやすいといえば使いやすいですが、その時に、それを共有している人たちと本当に意思疎通ができているのかが謎です。

ビジネス用語は本来の単語の意味からは独立して、あくまで日本でのビジネス共通言語として使われているのも分かるので、
「これさぁ、本当の英語の意味とは違うんだよねぇ~」とかクソださい事を言うつもりもありません。

ただ、会社のおじさんたちが己の仕事を
さも意味ありげな感じで(中身がなさそうなのに)
難しいことをやっているかのように(大したことやってないのに)
ひけらかすためだけにビジネス用語を連発しているのを聞くと、性格の悪いピルムはこう言いたくなるのでございます。

Ah, you guys really want to speak in English, huh?
Then…Why don’t we have a meeting only in English!?

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