ぐうたらOL 不動産オーナーへの道③

ぐうたらOL宅建士の資格を取る

不動産投資の講座を修了した私が、不動産投資をすぐ始めたかというと、最初の方こそ不動産屋さんを訪れたり、物件を見に行ったりしていましたが、そのうち面倒くさくなって全くやらなくなりました。

  1年間何もやらない日々が過ぎたころ、(いや、この頃はLINEポコポコを死ぬほどやっていた)登録していたメルマガのある記事を読みました。それは、とある女性が大家さんになるまでのお話で、彼女はまず、この過酷な不動産投資の世界に飛び込むために宅建士の資格を取ったと書いてありました。
私はその時「これだ!」と思いました。「私も宅建士の資格を取ろう!」

不動産投資に宅建士の資格は不要です。ただ、宅建士の資格を持っていることのメリットは

①不動産について詳しくなること 
②銀行の融資に有利になること

 例え資格試験に落ちたとしても、不動産について知識がつくので無駄にはならない。そして、宅建士は国家資格であり、不動産投資を賃貸経営として真面目に取り組んでいるアピールとして融資の際に有利なのです。

 しかし、正直なところその時の私にとっては、不動産の講座にお金をかけたのに、全く行動せず、無駄にしている自分への免罪符が欲しかったのだと思います。不動産投資に必要なのは現場から知識を得ること。物件を見に行き、相場を知ること、不動産屋を訪れ、実際に交渉し、銀行融資を受け、玉砕する。何事もそういった行動こそが本当の勉強だといえます。その勇気がなかった私は机上の勉強により自分を満足させていました。

  とはいえ、宅建士の資格を取るのは簡単ではありません。合格率は15%程度と言われており、試験は年に一度しかありません。しかも令和2年より法律の大改正が行われるため、試験の内容を大きく変わると聞いていた私はなんとしても、今年中に一発合格をしたいと思いました。宅建士資格試験について色々調べていると、次のことがわかりました。

①人気資格なので受験者が多い
②ほとんどが暗記問題
③範囲が広いので短期集中は難しい

  これらを私が自分の可能性を信じるために置き換えたのが

①記念受験やとりあえず受験の人が多い=勝てる見込みがある
②頭を使った計算などがない
③長期で毎日数時間かければカバーできる

 社会人として残業も含め一日中時間を拘束される中、勉強時間をどう確保するかが最大の問題でしたが、受験しようと思ったのが幸い宅建士試験10月の一年前の11月でした。直前の一か月間を過去問や模擬試験に充てると考え10カ月間ですべてのテキストをインプットするために、毎日1時間、週末3~4時間の勉強時間を設定しました。毎日スマホゲームしかしてない、ぐうたらOLにしてみたらゲロ吐きそうなレベルです。

つづく→→④ぐうたらOL朝活にハマる

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