ぐうたらOL 不動産オーナーへの道⑯

ぐうたらOLが死んだら物件はどうなる??
 ぐうたらOLが不動産購入のため奔走していた時期は、まさにコロナが流行りだした時期でした。そのため不動産屋さん、司法書士さん、銀行さん、保険会社さんすべてリモートでのやり取りとなりました。

 なんと銀行の融資本番審査を受ける面談がまさかの電話!!

 銀行さんが人に融資をするにあたり、実際に面談することで、紙の上でのその人の財産や属性だけでなく、身なり、物腰、受け答えなど、その人の人となりを総合的に判断するはずです。しかし銀行さんも面談全面禁止とのことでやむなく電話面談となりました。
 とはいえSkypeやTeamsなどのテレビ電話だろうと思っていたら、本当に電話のみ。

 え?いいの?(笑)

 さすがに当日は緊張しましたが、電話での面談は滞りなく終了しました。一つだけ予想していなかった質問が「このようなことを申し上げるのは大変失礼なのは承知の上なのですが、規則でお聞きすることになっていて、申し訳ございません。もし、ピルムさんにご不幸があった場合は物件はどなたに相続されますか?」

 あ、そうか、なるほど。私は独身で子供もいないので、確かに私が死んだら物件はどうなる??

「あ、そうですね。では両親に」

 とっさに答えました。

 不動産を購入する際は「団体信用保険」いわゆる「団信」に入ります。私が明日死んだら、その払えなくなった費用を保険でカバーするわけですね。保険が支払われたら、物件の負債はチャラ。債務者は死んでいるので物件を引き継いだ人に債務はナシ。つまり、投資不動産ならば、物件とその後に入ってくる家賃がタダで手に入るというわけです。

 マイホームもしかりで、妻子に家を残せるという意味で「保険」として団信を使用する人も多いようです。

 投資用不動産も場合は、リスク(管理費用や修繕費・空室リスク)も一緒に背負うので、ありがた迷惑かもしれませんが、その時は売却していただければ(笑)

 そういった後で一応両親へ「私が死んだら物件あげるね~」とLINEしたら、返事が、

「ありゃま。元気に長生きしなきゃ」だそうです(笑)

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