新宮市の名誉市民

新宮市では、市に縁の深い人で、市に対して功労のあった人、または広く社会の進展、学術分野の興隆に貢献し、その功績が顕著である人(故人を含む)に対し、市民の敬愛の対象として顕彰しています。

これまでに、以下の10人の方々が顕彰されています。

新宮市名誉市民
佐藤春夫
【さとう はるお】
(1892~1964)
明治25年、新宮市に生まれる。小説「田園の憂鬱」、詩「殉情詩集」で文壇での地位を確立する。芸術院会員、文化勲章を受章。
東 くめ
【ひがし くめ】
(1877~1969)
明治10年、新宮市に生まれる。作詞家として作曲家・滝廉太郎とのコンビで「鳩ぽっぽ」「お正月」などの口語唱歌を世に送り出す。
木村 藤吉
【きむら とうきち】
(1880~1964)
明治13年、奈良県十津川村に生まれる。大正11年、新宮町長に初当選。以来、町長、市長を歴任。新宮市発展の基礎を築く。
杉本 喜代松
【すぎもときよまつ】
(1873~1955)
明治6年、三重県熊野市に生まれる。昭和3年、和歌山県木材同業組合連合会会長、昭和21年、新宮市長に就任し、戦後復興に尽くす。
世耕 耕一
【せこう こういち】
(1893~1965)
明治26年、東牟婁郡熊野川町に生まれる。近畿大学総長として近畿大学短期大学部、近畿大学付属新宮女子高等学校を設立する。
村井 正誠
【むらい まさなり】
(1905~1999)
明治38年、岐阜県大垣市に生まれる。少年期を新宮で過ごす。わが国の抽象絵画の先駆けの一人として国内外で活躍する。
山本 秋広
【やまもとあきひろ】
(1893~1973)
明治26年、新宮市に生まれる。長年、官界で活躍。退官後、水戸史研究家、資料蒐集家として地域の文化振興に貢献する。
西村 伊作
【にしむら いさく】
(1884~1963)
明治17年、新宮市に生まれる。大正10年、東京駿河台に文化学院を創設。芸術家・建築家としても活躍し多くの建築作品を手がける。
畑中 武夫
【はたなか たけお】
(1914~1963)
大正3年、田辺市に生まれる。戦後、星の進化と元素の起源とを結びつけたTHO理論を発表し、日本天文学界の評価を高める。
中上 健次
【なかがみ けんじ】
(1946~1992)
昭和21年、新宮市に生まれる。芥川賞受賞の「岬」をはじめ、生まれ故郷の熊野を題材とした重厚な文学作品を多数著す。

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