熊野神社 自由が丘

熊野神社

鎮座地:東京都目黒区自由が丘一丁目二四番一二号
境内敷地:3.788平方メートル(1.143坪)

自由が丘商店街のはずれに鎮座しており、こんもりとした樹々に覆われている。

御由緒
熊野信仰は、平安時代(794~1192)の中期より盛んになったが、公家勢力が衰え武士階級の時代即ち鎌倉時代より、東国の武士、庶民の間に、西方熊野を極楽浄土になぞらえて、参詣が逐次盛んになり、現在の目黒地域からも、那智熊野参詣の記録があり、当神社創設の年月日は詳らかではないが、その時代、本宮の神霊を拝受して祀られたものと思われる。

御祭神 
速玉之男尊(はやたまのおのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)

御神徳
福徳開運
縁結安産
厄除守護
交通安全

本殿・拝殿
本殿は明治42年に石造り銅板葺きに改築され、拝殿は昭和42年に鉄筋コンクリート権現造りに改築されたが、古文書によると寛政8年(1796)境内の樹木で改築された記録がある。

神楽殿
昭和9年に藁葺きのものから現在の銅板葺きのものに改築されているが、例大祭の折には神楽、目黒ばやしの奉納及び地元商店街の奉納にて演芸が催され、数多くの有名芸能人が育っている。

赤鳥居
当神社の建造物中では最も古いもので、文政6年(1823)頃の建造と記録されている。

伏見稲荷
宝歴12年(1762)の衾村絵図に記載されておる本社とともに住民に信仰されていた。

みこし
昭和初期の調製で、かつて三島由紀夫もかついだことがある。

昨日、誕生祝いのランチに出かけた帰途、自由が丘にある熊野神社に立ち寄ってみた。かつて三島由紀夫もかついだという神輿があるらしい。

(八咫烏)

 

 

 

 

 

 

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