今日の散歩道 曼殊沙華(彼岸花)

天気予報で警戒を呼び掛けられていた台風、昨朝和歌山県中部の有田市に上陸、その後私の生家のある五條市を通過したそうですが、こんな近くに有りながら大阪では、雨風共になく街路樹の葉も落ちて居ません。今日は青空拡がり夏の強い陽射しが戻って来てます。

彼岸前のこの時期、葉っぱも何も無かった土中から突然に花茎を伸ばし、鮮やかな紅色の花をつける曼殊沙華(彼岸花)が今年もアチコチで姿を現しています。カレンダー通り目覚めて鮮やかに開花、不思議なものです。

幼少の頃の印象、田舎で稲穂が黄金色に色づき、その畦道に赤い帯の様に連なって曼殊沙華の咲いている情景を見ると心が安らぎます。花の時期が終わる頃、ニラの葉に似た形状の葉っぱが伸び始め,冬期には枯草の中で緑色の存在感を示してます。

幼少の頃の、私の季節感は曼殊沙華→黄金色の稲穂→色着く柿の順で、そして冬を迎えます。

山仲春男

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